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一般歯科
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お盆も終わり残暑もまだまだ厳しいので
ジッとしているだけでも汗がにじみますね。
そんな時に水分補給にスポーツドリンクを
飲まれる方も多いと思いますが、
このスポーツドリンクもやはり虫歯のリスクを高める場合があります。
スポーツドリンクは、主に塩分(ナトリウム)と糖質が含まれていて、
ある程度含有量が決まっています。
さらに、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、クエン酸等を含んだり
それぞれの商品によって特徴があります。
日本体育協会では、運動中の飲料には0.1%~0.2%の塩分を含むものを推奨しています。
これは塩分(ナトリウム)が汗をかくと水分とともに放出されるのを補うためです。
ですので、スポーツドリンクはだいたいこの範囲内で作られています。
特に夏場などの発汗量が多いときは、水分だけの補給では体液が薄まり低ナトリウム血症を
引き起こしてしまいます。
一方で糖質は運動のエネルギー源となるだけではなく、
糖質濃度を2.5%~8%にして、水分の腸での吸収効率を高めるために加えられています。
実は、スポーツドリンクには商品により浸透圧が高いものと低いものがあります。
スポーツ時など汗を多量にかいたときの水分補給と普段の生活での水分補給では
求められる浸透圧が異なります。
運動時は糖質が少なく塩分が多いものが適しているとされていますので、
目的や状況にあったものを選んでみて下さい。
スポーツドリンクであっても糖質がはいっていると虫歯のリスクにつながりますので、
上手に選んでうまく暑さを乗り越えていってください。