お口の話

学校歯科健診

こんにちは。女性Dr.の奥窪です。

6月も後半になりかなり蒸し暑い日々が続いてますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

日中は気温も高くなりいよいよクーラーなしでは厳しくなってきましたね。

さて、お子さんの学校では歯科健診が行われているところが多いのではないでしょうか?

当医院でも歯科検診の結果用紙を持参される方が増えてきました。

*学校歯科健診とは?

学校歯科健診とは、口の中の状態を把握することを目的としたスクリーニング検査です。

お口の中の状態を虫歯、歯茎、噛み合わせといった項目ごとに3段階で評価し、お口の中の病気の早期発見・早期治療につなげます。

歯列・咬合の項目について歯列・咬合の項目は、0異常なし、1要観察、2要精検の3段階で評価します。

1の要観察は軽度の歯列不正で経過観察が望ましいものです。

2の要精検は、重度の叢生、上顎前突、下顎前突などの歯列不正の場合で、精密な検査を受けることが望ましいものです。

お子さんの健診結果に「要観察」・「要治療・要精密検査」にチェックあった場合は、歯科医院を受診してください。

学校健診は、限られた時間・設備・目視で行うため、あくまでも目安です。なので、学校健診で「要治療・要精密検査」になった歯も歯科医院では問題ない場合もあります。また逆に、健診では治療が必要な歯が見過ごされている場合もあります。

歯列・咬合の問題が指摘されている場合は、かかりつけ歯科医や矯正専門医に相談する必要があります。歯列不正は単なる見た目の問題だけでなく、将来に噛み合わせ、虫歯、歯周病といったリスクが高まります。

(当医院では、月一回矯正専門医による矯正相談もおこなっています)

健診で問題ない場合でも、年に数回は歯科での定期検診をお受けされることをおすすめ致します。

当医院では、歯磨き指導等も実施しております。お気軽にお越し下さいませ。

関連記事

おすすめ記事

最近の記事

  1. 食いしばりについて

  2. 指しゃぶりについて

  3. 寝ている間、無意識に歯ぎしりしていませんか?