小児の虫歯の治療から、歯肉炎の予防、フッ素塗布、歯並びの相談など全般を行います。
初めてのお子さんは、自分のお口の中に指を入れられるのさえ怖くて当たり前!
当院では、お子様を抑えつけたりしての治療は行いません。
お子さまが自分で口を開いて治療をうけられる様、トレーニングを行い慣れて頂いてから開始します。※女性Drもいます。

子どもの虫歯予防にはフッ素とシーラント

子どもの歯は虫歯にとてもなりやすいです。特に奥歯になると歯ブラシやフロスなどが行き届かず、歯と歯の間や表面が虫歯になりやすくなってしまいます。そこで、シーラントという材料で奥歯のみぞを埋めて虫歯菌をはいりにくくします。シーラントにはフッ素も入つているので歯を強くして虫歯菌から歯を守ります。
図のDEの間は良く虫歯になりやす いので歯磨きをする際はフロスを必ず通してください。

フッ素とは…?

フッ素には細菌の活動を抑えたり、溶けたエナメル質の修復、 歯質を強化するなど、むし歯の発生を防ぐ効果があります。

歯が生え始めの早い時期から塗った方が効果的ですので1歳半~来院される子どもさんが多いです。
オククボ歯科クリニックでは半年に定期検診でもう一度フッ素を塗布しています。

フッ素を塗ったからといって100%むし歯にならないわけではありません。虫歯にならないためには毎日のきちんとした歯磨きやおやつの食べ方などに注意してください。日頃のお口の環境が良い状態でなければフッ素を塗っても効果は薄れてしまいます。

お気軽にスタッフまでお尋ねください。

子どものおやつにはキシリトール

子どもにおやつをあげる時間は決まっていますか?口の中に食べ物を入れると一時的に口の中が酸性になります。口の中を元の状態に戻す働きを持つているのが睡液です。食事後約40分~10時間程度で元に戻りますが、1日3回の食事に加えお粟子やジュース等を何度も口にしていると酸性の状態が続き、歯が溶け始め、虫歯になつていきます。そこで!糖分の入っていないキシリトールガムを食べると、睡液の分泌が促進されて中和されやすいと言われています。

キシリトールとは…?

白樺の本などの原料から造られる天然素材の甘味料です。砂糖と同じくらいの甘みがあります。カロリーは砂糖の4分の3ということから注目されています。

キシリトールの効果

・虫歯の原因の「酸」を作らない。
・虫歯菌を減らす
・虫歯になりかけた所を戻す
効果的な摂取方法

・1日3回程度(むし歯になりやすい人は5回)
・毎日摂取する
・食後や間食後、おやつの変わりにも。

キシリトールの選び方

①キシ1リトール含有率が50%以上であること
②糖類が0gになっていること
酸性物(クエン酸や果汁入り)を含まないこと

※市販用と歯科用で販売されているものでは成分が異なります。
歯科専売品はキシリトール100%です。
子どもにガムは…と思われるんが多いと思います。
オククボ歯科クリニックではガムだけでなくタブレットも販売しております。
お気軽にスタッフまでお尋ねください。

子どもの歯磨きQ&A

お子さんのについて歯磨きの方法や、歯ブラシの選び方についてご質問いただきましたので良くある質問をまとめてみました。

①子ともの歯磨きはいつ頃から
まず前歯が生えてきます。その頃は指にガーゼを巻いて拭く程度で構いません。その後、奥歯が生えてくる頃から歯磨きを行いましょう。まずはスキンシップで口周りを触ることに慣れてから歯プラシをしましょう。
②歯プラシはどんなものを使用したら良いですか
ヘッドが小さく、毛が短いものをおススメします。様々な種類がありますが、シンプルなもので歯に直角に当たるものが良いです。大きすぎたり、毛が長すぎると歯ぐきを傷つけてしまいます。
③歯磨き粉の使用はいつから?
ぐじゅぐじゅぺができるようになった頃から使用すると良いです。初めはガーゼでふき取ってあげても良いです。
④歯磨き粉を飲んでしまっても大文夫?
多くの成分が含まれていていますが、普通の使用量だと問題ありません。
③子どもが歯プラシを噛んでしまう
噛んでしまうと毛先が広がってしまいます。仕上げ磨き用に別の歯プラシを用意すると良いでしょう。
③子どもが歯磨きを嫌がります
多くの子どもは歯プラシを嫌がります。子どもの機嫌の良い時や楽しい歌を歌いながら一緒に歯磨きをしてみましょう。

子どもの歯磨きはとても難しいです。歯磨きのポイントをまとめた用紙もありますので是非ご覧になつてください。
少しでも疑間に思つている事や不安な事があればいつでもご相談<ださい。