お口の話

小さなお子さんの歯磨きについて

こんにちは。
女性Dr.の奥窪です!
3月も中旬を過ぎだいぶ暖かくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今回は、小さなお子さんへの歯磨きについてのお話です。
☆よく診療で親御さんからの質問がある項目☆

*歯磨きはいつから行えばいい?
⇒乳歯は生え始めたら歯磨きを徐々にはじめましょう。
こどもさんを仰向けに寝かせ頭を保護者のひざの上にのせ口の中を観察することからです。
幼いうちから保護者のかたにお口をみせ、触られることに慣れさせておきましょう。
初めのうちはガーゼや綿棒等で清拭してあげてもいいでしょう。
強すぎたり、長すぎたりして子どもが嫌にならないよう気をつけて下さい。
上手に出来たことをほめてあげることも大事です!

*歯磨きを嫌がります!
⇒3歳になるぐらいまでは歯磨きを嫌がる場合が多いです。
やさしく声をかけたり、楽しい歌を歌ったり笑顔で磨いてあげてください。
歯磨きに関する動画等をうまく活用するのもいいかもしれません。
(実際我が子も嫌がる時期がありまして、歯磨き動画に何回もたすけられました(^^)/)

大人のみがく力が強すぎたて嫌がったり、上唇小帯という上の前歯に張り出してる
すじ状の部分に歯ブラシが当たっても歯磨きを嫌がることがあります。
保護者の指でしっかりと上唇をめくり、小帯(すじ)が見えるようにします。
その後、すじをさけて一本ずつ磨くようにしましょう。

磨くことに一生懸命で、こどもに口を開けたままだと唾液が喉にたまり呼吸ができず苦しくなります!
途中で歯ブラシをぬいて唾液を飲み込むと楽になります。

大変ですが…毎日歯磨きを習慣づけることが大切です!

*歯磨剤を間違って飲んでしまいました!
⇒歯磨剤の中には、研磨剤、潤滑剤、発砲剤、香料、甘味料、フッ化物などが含まれていますが、
普通の使用量であれば、飲み込んでも心配はいりません。

*歯磨きを自分でしたがるが、このまま自分でさせて大丈夫?
⇒自我の芽生えとともに何でも自分でしたがることが増えていきます。
歯磨きもそのひとつと思います。
自分でしたがる気持ち大切にしてあげて下さい。
ただ、大人でもしっかり歯磨きをするのは難しいことです。
自分でしっかり磨けるなるまでは保護者の方サポートが必要です。
お子さんがひとりで歯ブラシ加えてるときは座わる等約束して、保護者の方がしっかり見ててあげてください!
喉をついたりする事故に気をつけて!!

乳歯の奥歯(臼歯部)がはえてきた頃から歯科での定期検診を受けましょう!

当医院では、検診の際保護者の方や本人への歯磨き指導、清掃、むし歯・歯肉炎のチェック、フッ素塗布を行っております☆

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